アニメ・ファンは実際にはほとんど居ない。という仮説を持っています。
自称、他称によるアニメ・ファンの大半はおそらく声優ファンだろう、と思います。
そして、アニメ界をつまらくしたのはおそらく「声優」だろうと思います。が、この指摘は少し難しいので、説明を要します。
簡単なまとめ §
- まともなアニメのスタッフはまともなアニメを作りたいと思っている
- しかし、大多数を占める声優ファンは、ひいきの声優が出ているか否かで買う/見るアニメを決めてしまう
- その結果、粗製濫造アニメが増えた
ややこしい問題はどこにあるか §
実はこの構造の中で「声優ファン」とは「いい演技」に金を払う人ではない、という点で問題です。「声優」の「仕事」が「演技」にあるとすれば、つまり「声優ファン」とは「声優の仕事」を一切評価しない人、とも言えます。
感想 §
ということを、28巻付属アニメの長谷川千雨の演技を見ながら思いました。最初は違和感がありましたが、違和感すらも演出的に計算されています。声優も頑張って「ちう」らしさを演技しています。
しかし、アニメの未来は暗いぞ。頑張れ!